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内臓疲労のメカニズム

内臓疲労とは

内臓疲労とは、胃や腸などの消化器官の不調のことで、暴飲暴食や小食、過度な運動などが原因で、遺伝による体質により起こりやすいともいわれています。
また、ホルモン(インスリン)が内臓疲労に何かしらの影響を及ぼしているというデータ(※1/※2)も存在します。
こちらでは、インスリンが与える内臓疲労についてご紹介します。

※1『National Library of Medicine(1998年9月12日)』(詳細はこちら
※2『National Library of Medicine(2004年10月28日)』(詳細はこちら

インスリンの働き

インスリンは食事により膵臓から分泌されるホルモンの一種で、糖をエネルギーに変え、肝臓に脂肪を溜める働きがあります。
現代では間食など食事の機会が増え、人工甘味料や小麦粉の加工食品など、糖分が多い食品も増えたことから、インスリンが過剰に分泌され、肝臓に脂肪が蓄積されていきます。

起こりうる不調

脂肪の蓄積が急激、または長期間に渡ってしまうと肝機能が低下。消化・吸収が悪くなったり炎症を起こしたりします。
また、ホルモンバランスも崩れ、冷え・肌荒れ・頭痛・めまい・神経痛などの不調を引き起こすともいわれています。
さらに腸内環境が悪化すると、花粉症などのアレルギー、免疫力低下による慢性的な疲労、肩こり、腰痛といった不調も……。
また、セロトニンという脳で機能する神経伝達物質の一部は腸で作られるため、最終的には脳機能の低下による自律神経の乱れなどが現れます。

不調を防ぐためには

食事だけでなく、人はストレスを感じるとインスリンを過剰に分泌してしまうといわれています。
そのため、普段の食事に気をつけることはもちろん、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
しかし、現代においてその二点を守ることは非常に難しいもの。そんなときはぜひ当施設の施術や食事指導を受けてみてください。