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10人に1人が悩んでいます。片頭痛の特徴と対処法

片頭痛について知ろう

頭痛の女性
片頭痛とは、主にこめかみから目にかけて、片側を中心に(時には両側や後頭部まで)ズキンズキンと脈打つように起こる頭痛のことをいいます。

20~40代の女性に特に多くみられ、仕事や家事に支障をきたすほどの強い痛みが数時間続きます。
また、痛みがひどい時は吐き気や嘔吐につながることもあり、動いたり温めたりすると、痛みはさらに増します。
本人はもちろんですが、周囲の人もその特徴や対処法について知り、そしてサポートしてあげることが大切です。

今日は10人に1人が悩んでいる片頭痛について、一緒に学んでいきましょう。

片頭痛が起こるきっかけ

片頭痛が起こるきっかけはさまざまで、これという決まったものはありません。

10~20歳代で発症することが多く、ストレスや、そのストレスからの解放、
寝すぎ、寝なさすぎは非常に大きな原因となっています。

その他にも、女性ホルモンの変化(月経周期)、天候や気圧の変化だけでなく、
空腹、アルコール、肩こりなどきっかけとなるものが多いため、予防をするのが難しい頭痛です。

片頭痛の特徴と症状

思い頭痛
片頭痛は20~40代の女性に多くみられます。

ズキンズキンと脈打つような痛みが数時間続きます。
動いたり温めたりするとガンガン響くような痛みに悪化。
それは家事や仕事に支障をきたすほどの強い痛みと言われています。
痛みがひどい時は、吐き気や嘔吐につながることもあり、光や音を煩わしく感じます。

頭痛の発作は1か月に平均2~6回で、それ以外の時は体調に問題はないことがほとんど。
頭痛が起こる前に、チカチカした光が見えたり、生あくび、首すじの張り、
空腹感などの前兆をともなうこともあります。

また、肉親に同じような頭痛を持つ人がいることが多いのも特徴です。

片頭痛のメカニズム

今もなお、完全には解明されていません。
こうではないか?と言われている説を4つ、ご紹介します。

①脳の血管が収縮し、その後拡張することで血液量が一気に増え頭痛が起こる
②脳に片頭痛を起こすようなところがあり、そこが刺激されることで首すじの張りや生あくびなどの前兆や頭痛が起こる
③三叉神経が刺激されることで炎症を起こす物質が出て、脳硬膜の血管のまわりに炎症が起こり、痛みが起こる
④遺伝

日々、研究がすすめられていますので、メカニズムが解明する日も近いかもしれません。

片頭痛の対処法

暗く静かなところで安静に
片頭痛が起きてしまった時は、血管をさらに広げる入浴や運動、マッサージなどは厳禁です。
早めに対処することで痛みが和らいだり、早く治まることが期待されますので
本人はもちろん、周囲の人も片頭痛の対処法を知っておきましょう。

①暗く、静かな場所で横になる
  光のまぶしさ、音によって痛みが増すことがあります。
  また、動くと痛みがぐんと増しますので、光や音を防いで横になり、安静に過ごしましょう。
  ゆっくりと休めるように周囲の人の協力が必須です。

②痛むところを冷やしたり、押さえたりする
  痛いところを適度に冷やしたり、圧迫することで、拡張している周辺の血管が収縮し、
  血液量が抑制され、痛みを和らげることが期待できます。

③睡眠をとる
  片頭痛はぐっすりと眠ることで改善するといわれています。

④カフェインの入ったものを飲む
  カフェインには血管を収縮させる働きがあります。
  痛み始めにコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物を飲むことで、
  痛みがやわらぐことが期待できます。
  あまりたくさん飲むと、かえって睡眠の妨げになるので、ほどほどで。

⑤鎮痛剤を服用する
  痛みがひどくなる前に、早めに鎮痛剤を服用しましょう。
  ただし、月に10回以上の服用は注意が必要です。
  かえって頭痛が増えたり、今までと違う、新たな頭痛が起こる場合があります。
  頻繁に頭痛が起こる場合は、病院で相談しましょう。

enjuでできること

店長
片頭痛は完全に解明されていない頭痛ですが、enjuでは片頭痛が起こるきっかけに注目しています。

片頭痛はストレスや寝不足、女性ホルモンの変化、天候、肩こりなど、さまざまなきっかけで起こります。
enjuでは、ぐっすりと寝られない身体の状況や、ホルモンの変化に対応しにくい身体の状況、
肩こりが起きる身体の状況など、きっかけが働いてしまう身体の状況にアプローチしていきます。

片頭痛は解明されていない頭痛のため、完治や予防が難しい頭痛でありますが、
その頭痛が起きにくい身体の状況にしていくことで、
あなたが片頭痛に悩むことが減るようにお力になれればと思います。